乱視だからといって「カラコンは無理…」とあきらめていませんか?本ページでは乱視用カラコン(別名: 乱視カラコン)について、基礎知識から選び方、製品の種類、使い方のコツ、人気ブランド比較、そしてよくある質問まで徹底的に解説します。乱視の人でも安心しておしゃれを楽しめるカラーコンタクトレンズ(トーリックレンズ)の世界を、一緒に見ていきましょう。
乱視用カラコンとは、乱視を矯正する度数(シリンダー度数)と軸度(アクシス)を備えたカラーコンタクトレンズのことです。通常のカラコンが近視や遠視の矯正しかできないのに対し、乱視用カラコンはレンズに乱視矯正用の特殊なカーブが設計されており、装着者の乱視の角度に合わせて光の屈折を補正します。これにより、乱視特有の「像がぼやける・二重に見える」といった症状を軽減しつつ、おしゃれな瞳の色やデザインを楽しむことができます。
乱視の原因は角膜や水晶体のゆがみによって光が網膜上で一点に焦点を結ばないことで、ものがぼやけたり二重に見えたりする状態です。乱視用カラコン(トーリックレンズ)は、このゆがみを補正できるようレンズに円柱度数(CYL)と軸(AXIS)が設定されており、自分の乱視度数と角度に合ったものを選ぶことでしっかり視力補正できます。例えば、近視の度数(PWR)に加えて「CYL -1.00, AXIS 180°」といった具合にデータを指定して購入します。
乱視用カラコンは、その名の通り乱視のある方に向けたコンタクトレンズです。普段乱視矯正のメガネやコンタクトを使用している人で、「おしゃれに瞳の色も変えたい!」という場合に最適です。以前は「乱視の人はカラコンができない」と言われていた時代もありましたが、現在では各メーカーから乱視対応のカラーコンタクトが増えています。乱視があっても、適切な度数・軸の乱視用カラコンを選べばクリアな視界と瞳のおしゃれを両立できます。
ただし注意点として、乱視がごく軽度の場合(例えば乱視度数が-0.50以下など)には、眼科医の判断で通常の度ありカラコン(乱視矯正なし)でも支障なく使えるケースもあります。しかし多くの場合、乱視の人が乱視用でないカラコンを使い続けるとピントが合わず目に負担がかかり、眼精疲労や視力悪化の原因になり得ます。基本的には乱視の程度に合ったトーリックレンズを使うことが安全と言えるでしょう。
乱視用カラコンは通常のカラーコンタクトといくつかの点で異なります。その主な特徴を見てみましょう。
乱視用レンズはトーリックデザインと呼ばれ、一定方向に厚みを持たせた特殊形状になっています。コンタクトが目の中で回転しても乱視の軸がズレないよう、メーカー各社が工夫したデザインを採用しています。代表的な設計には、レンズ上下を薄く左右を厚くした「ダブルスラブオフ」や、レンズ下部に重みをつけて重力で安定させる「プリズムバラスト」などがあります。これらの特殊形状により、瞬きをしてもレンズが意図しない方向に回転しづらくなり、乱視の軸ズレを防いでいます。
一部の乱視用カラコンには、レンズの正しい上下を示すためのガイドライン(マーク)が刻印されています。例えば6時の方向に小さな線やアルファベットが入っており、装用時にそのマークが正しく下になるようにつけることで、レンズを適切な位置に合わせます。ガイドマークは黒目に装用してしまえば目立たない工夫がされています。一方で、最近ではガイドマークなしでもプリズムバラストデザイン等で自然に正しい位置に落ち着く製品も増えています。初心者にはマークありだと合わせやすいですが、慣れればマークなしでも問題なく装着できます。
通常の度ありカラコンは近視度数(PWR)だけ指定すればよいですが、乱視用ではCYL(乱視度数)とAXIS(乱視軸度数)の指定が必要になります。自分の乱視情報がわからない場合、眼科で検査して処方箋をもらう必要があります。通販サイトでも購入時にこれらの数値入力欄がありますので、眼科のデータを確認して正しく選びましょう。
既製品の乱視カラコンでは、対応している乱視度数や軸のバリエーションが限られていることがあります。特に乱視軸は「0°(180°)や90°のみ」など主要な角度しか展開がない商品も多いです。例えば日本初のワンデー乱視カラコンである「ワンデーアイレ リアルUV トーリック」もAXISは180°固定です。自分の軸度が斜め(例: 20°や170°など)の場合、近い値に合わせるか、後述するオーダーメイド対応のショップを利用する必要があります。専門店バンビーナではAXISを5°刻みで指定可能な乱視カラコンを多数扱っており、5〜180°まで細かく選べる製品もあります
乱視用カラコンは価格がやや高めに設定されている場合が多いです。近視用カラコンに比べ需要が少なく在庫管理が難しいため、大量生産がしにくい背景があります。度数の組み合わせ(近視度数×乱視度数×乱視軸×BC)が人によって様々で同じ規格の注文頻度が低いため、受注生産(オーダーメイド)となるケースもあります。例えば乱視用は注文してから製造発送まで数週間かかるショップもあります。一方で最近は人気商品については在庫を持つ通販店も増え、即日発送OKの商品も出てきました。価格面では、1箱あたりの枚数が少ない分割高に見えますが、6か月~1年使用タイプを選べば年間コスト自体は通常のカラコンより安くなるケースもあります。自分のお気に入りデザインを見つけて長く使うのであれば、長期使用タイプでコスパ良く楽しむ手もあります
乱視用カラコンも含め、コンタクトレンズは高度管理医療機器です。通販で手軽に買えますが、必ず購入前に眼科で検査・処方を受け、自分に合った度数データを確認しましょう。視力や目の状態は変化しますし、乱視用は項目も多いので定期健診も欠かさず受けることが大切です。
乱視用カラコンには、使用期間やデザインの違いによっていくつかのタイプがあります。それぞれの特徴とメリット・デメリットを見てみましょう。
ワンデータイプは、1日ごとに新品レンズに交換する使い捨て乱視用カラコンです。メリットはなんといっても清潔さと手軽さです。毎回新品を使うためレンズケアが不要で、タンパク汚れや雑菌の心配が少なく衛生的です。特に乱視用はレンズが厚めになる傾向がありますが、ワンデーなら薄型の製品も多く装用感が良いものもあります。旅行やイベント時にも使い捨てなら紛失・破損の不安が少なく安心ですね。
デメリットとしてはコストが挙げられます。1日使い捨ては毎日使うと月あたりの費用が高くなりがちです。ただし最近は乱視用ワンデーも安価なシリーズが登場しており、例えば「エンジェルアイズワンデー トーリックプラス」は10枚入1,320円・30枚入3,960円程度で入手できます。また度数やカラーの種類が比較的豊富なのもワンデーの魅力です。乱視用ワンデーは、日本初はアイレ社の「リアルUV トーリック」ですが、現在ではトパーズやフランミーなど有名ブランドからも発売され選択肢が増えています。
マンスリータイプ(1ヶ月交換)や2ウィークタイプ(2週間交換)の乱視用カラコンも存在します。これらは1枚のレンズを一定期間繰り返し使う定期交換型です。メリットは経済的な点です。1枚を長く使えるため、ワンデーに比べると1日あたりのコストが抑えられます。例えば2週間タイプなら1箱6枚入りで1ヶ月半使える計算になり、頻繁にカラコンを使う方にはお得です。
デメリットはお手入れの手間と衛生管理です。装用後は毎回レンズを洗浄・保存しなければならず、ケアを怠ると汚れの蓄積や目のトラブルの原因になります。またカラコンのマンスリーや2ウィークはワンデーに比べレンズがやや厚めであることが多く、装用感で劣る場合もあります(厚みがある分、乱視補正の安定性は高いという利点でもあります)。乱視用の定期交換型カラコンはワンデーほど種類が多くなく、入手できるのは一部のブランドや通販店に限られます。ただ、「エンジェルアイズ」シリーズには2週間タイプも存在するなど、少しずつ増えてきています。
一部の専門店では6ヶ月~1年使用可能な乱視用カラコンも取り扱っています。これは古くからあるソフトコンタクトの形式で、1枚のレンズを長期間繰り返し使えるタイプです。メリットは圧倒的なコスパと豊富なデザインです。年単位で使えるため年間のレンズ代がかなり抑えられますし、度数も-0.25刻みや軸角度も細かく指定可能なオーダーメイド感覚で作られることが多いです。そのため、高度数や特殊カラー(コスプレ向けの真っ赤・真っ白・特殊柄など)も乱視対応で手に入れやすいのが魅力です。
一方、デメリットはレンズケアの徹底と装用リスクです。長期使用タイプは当然ながら汚れやすく、こまめな洗浄と定期的なタンパク除去が欠かせません。レンズ自体も厚みがあり酸素透過性が低い素材のものが多いため、眼科医の指示を守り正しく使わないと角膜への負担が大きくなります。メーカー保証期間(使用推奨期間)は守り、調子が悪ければ途中でも交換するなど自己管理が重要です。また国内の高度管理医療機器承認を得ていない輸入品も含まれるため、購入・使用は自己責任となります。初心者よりはカラコン使用に慣れた上級者向けと言えるでしょう。
乱視用カラコンのつけ心地や目の健康への影響は、レンズの素材によっても変わります。近年のトレンドとして注目なのがシリコーンハイドロゲル素材の乱視カラコンです。シリコーンハイドロゲルは、従来素材にシリコーンを組み合わせて酸素透過率を飛躍的に高めた次世代レンズ素材です。酸素を通しやすいので角膜が酸欠になりにくく、長時間装用でも目が乾燥しにくいというメリットがあります。2025年には業界初となるシリコーンハイドロゲル製の乱視対応カラコン「LARME シリコンハイドロゲルトーリック」も登場し、話題となりました。このレンズは高含水(47%)でUVカットや高保湿成分も配合され、「装用感ゼロ」を目指した快適さが特徴です。
一方、従来から多いHEMA素材(非シリコーン系ハイドロゲル)のカラコンも改良が進んでいます。含水率が38%前後の低含水レンズは乾燥しにくく汚れに強いという利点があり、乱視用でも非イオン性低含水素材を採用することでレンズ汚れ(特にタンパクや花粉の付着)を抑えた商品も多いです。逆に含水率50%以上の高含水レンズは柔らかく瞳になじみ装用感が良いという利点があります。高含水で潤いをキープするため保存液に保湿成分(ヒアルロン酸Na等)を含ませた製品も一般的になっています。
また、カラコン特有のポイントとして色素の封入方法があります。信頼できるメーカーのカラーコンタクトは、色素が直接目に触れないようサンドイッチ構造やレンズ内部に色素を埋め込む製法を採用しています。乱視用でももちろん安全性に配慮した作りになっており、色落ちしにくく安心です。その他、UVカット機能の有無もチェックポイントです。紫外線は瞳の健康に良くないため、UV吸収剤をレンズに練りこんでUVAやUVBをカットする乱視用カラコンも増えています。屋外で過ごす時間が長い方や、瞳のUVケアをしたい方はUVカット付きのものを選ぶと良いでしょう。
《メリット》
| クリアな視界が得られる | 何よりの利点は、乱視をきちんと矯正できることで視界がはっきりする点です。乱視の方が誤って通常のカラコンを使うとピントが合わず視界がぼんやりしますが、乱視用なら裸眼やメガネと同等にクリアな視力が得られます。これにより、目を細める癖や頻繁なまばたきも減り、目の疲れも軽減できます。 |
| おしゃれを楽しめる | 従来、視力矯正とおしゃれはトレードオフでしたが、乱視用カラーコンタクトの登場で両方を両立できます。瞳の色味や大きさを変えてファッションを楽しみつつ、乱視も補正できるため、自信をもって人前に出られるという精神的メリットも大きいでしょう。 |
| 製品バリエーションの増加 | ここ数年で乱視対応のカラコンは一気に種類が増えました。ナチュラル系からハーフ系、高発色やサークルレンズ風まで、選べるデザインが豊富です。例えば人気モデルがプロデュースするカラーも乱視対応版が発売されるなど、普通のカラコンと遜色ないラインナップになりつつあります。「乱視だから選択肢がない…」という状況は過去のものになりつつあります。 |
| 長期コストを抑えられる場合も | 単価は高めでも前述のように6ヶ月〜1年用を使えば結果的に安上がりになることもあります。お気に入りを決め打ちできる人には経済的メリットが出るでしょう。 |
《デメリット》
| 価格が高い | 一般に乱視用カラコンは1枚あたりの価格や1箱あたりの価格が高めです。近視用であれば1箱数千円で1ヶ月分入っていますが、乱視用は同価格で内容枚数が少なかったりします。ただ安価なシリーズも増えてきていますので、探せば手頃な乱視カラコンも見つかるでしょう。 |
| 種類(度数・デザイン)が限られる | 普通のカラコンに比べると、まだ選択肢が限られるのは否めません。特に乱視度数が強い人(CYL-2.00以上など)や軸が斜めの人、あるいは特殊なカラーや柄を求める人にとって、市販品では希望に合うものが見つからないケースがあります。その場合は専門店で取り寄せたり、カスタムオーダーが必要です。選ぶ手間という意味でデメリットかもしれません。 |
| 装用の難易度 | 乱視用はレンズに厚みや重みがある分、装着時にコツがいります。初めてつけた際はレンズが安定するまで視界がぶれることもあります。正しい位置に落ち着くまでまばたきをする必要があったり、ガイドマークを合わせる手順が増えたりと、最初は通常のカラコンより手間取るかもしれません。ただし一度コツを掴めば難しくはありませんし、毎回正しい位置にセットできるようになります。 |
| レンズがズレる可能性 | トーリックレンズでも、瞬間的な強い目の動きやうつ伏せで寝転ぶ姿勢などでレンズが回転すると、一時的に視界がぼやけます(また瞬きをすれば正しい位置に戻ります)。激しいスポーツをする際などはメガネの方が安定する場合もあるでしょう。 |
| 入手に時間がかかる場合 | 前述のとおり、一部の商品は在庫がなく都度発注になることがあります。イベントに使いたいと思っても間に合わないこともあるため、余裕を持って注文する必要があります。 |
乱視用カラーコンタクトを快適に使うためのポイントをまとめます。
- 装用前後の手洗い徹底: これは基本ですが、レンズを触る前後にはしっかり手を洗浄しましょう。特に乱視用はレンズを指で回転させて向きを合わせる場面もあるので、清潔な指で行うことが大切です。
- レンズ表裏と向きの確認: レンズを取り出したら、まず表裏を確認します(指先に乗せてお椀型かをチェック)。次にガイドマーク付きのレンズであれば、そのマークの位置を確認しましょう。一般的にメーカー指定の位置(6時方向など)にマークがくればOKです。マーク無しのプリズムバラスト型レンズの場合は特に印はないので、そのまま装着して大丈夫です。
- ゆっくり瞬きをしてフィットさせる: レンズを装着した直後は、視界が安定するまでゆっくりと瞬きを数回繰り返します。バンビーナによると10回ほど瞬きをすると視点が合ってくるとのことです。無理に目をぎゅっと閉じたり擦ったりせず、自然に瞬きをしてレンズが正しい位置に落ち着くのを待ちましょう。
- レンズがずれた時の対処: 万一、瞬きをしても視界がぼやける場合は、レンズが軸ずれを起こしている可能性があります。その際は清潔な指でまぶたの上からそっとレンズを押さえ、軽く回転させて位置を調整するか、一旦外して正しい向きでつけ直します。ガイドマーク付きなら付け直す際に再度マークの位置に注意します。※頻繁にズレる場合はカーブ(BC)やサイズが合っていない可能性もあるので、眼科医に相談しましょう。
- 装用時間を守る: 乱視用カラコンだから特別長時間OKということはありません。通常のソフトコンタクト同様、連続装用時間はメーカー推奨を守り、目が疲れたら早めに外して休ませてください。特に乱視用は厚みがあり酸素透過性が低い製品も多いため、就寝時は必ず外すこと、終日装用型ではないレンズをうっかり付けっぱなしで寝てしまわないよう注意が必要です。
- レンズケアの徹底(定期交換タイプの場合): ワンデー以外を使う場合、毎日のレンズケアは必須です。こすり洗い・すすぎ・保存液での保存を怠らないようにしましょう。特にカラーコンタクトは汚れが付くと着色部分に見えづらい汚れが蓄積することがあります。酵素洗浄液なども併用し、清潔な状態を保ってください。長期使用レンズなら週1回のタンパク除去も検討しましょう。
- 目薬の使用: 装用中に乾燥を感じたら、コンタクトレンズ装用中でも使える**目薬(人工涙液)**を差して潤いを補給しましょう。特にエアコン環境やPC作業で瞬きが減ると乾きやすいので意識してまばたきすることも大切です。
- 左右のレンズを間違えない: 片目だけ乱視度数が違う場合など、左右で度数データが異なることがあります。レンズケースにL/Rの表示をしておき取り違えないようにしましょう。乱視用は度数間違いだと見え方に大きく影響します。
- 定期検査: 乱視用カラコンユーザーも、3ヶ月〜6ヶ月に一度は眼科で定期検査を受けることが推奨されています。自覚症状がなくても角膜に傷がついているケースもありますし、乱視度数や視力が変わることもあります。安全におしゃれを楽しむためにも、目の健康チェックは欠かさずに。
乱視用カラコンを選ぶ際は、使用するシーンや目的に合わせて最適なものを選ぶこともポイントです。以下に、用途別のおすすめ傾向を紹介します。
普段使い・オフィス向け:
日常的に使いたい場合は、自然な発色で装用感の良い乱視用カラコンがおすすめです。例えばブラウンやブラック系のサークルレンズタイプは瞳に馴染みやすくバレにくいです。乱視用ワンデーなら「トパーズ
トーリック(デートトパーズなど)」「フランミー トーリック(きなこロール等)」はナチュラルで人気です。含水率が高め(55%前後)でUVカット付きのものだと、一日中つけても乾きにくく快適です。オフィスでは長時間装用になることも多いので、できればシリコーンハイドロゲル素材や高含水&保湿成分配合タイプを選ぶと目が楽でしょう。
お出かけ・ファッション用途:
週末のお出かけやイベントでイメージを変えたい場合は、程よく発色するデザインやハーフ系カラーに挑戦しても良いでしょう。乱視用でもグレーやヘーゼル、少し大きめのDIA14.5mm程度のレンズもあります。例えば「モラク
トーリック(ドーリッシュブラウン/ダズルグレー)」はハーフ系の抜け感ある瞳になれると評判です。また「ネオサイトワンデー シエルUV トーリック(君のきらめきなど)」は他にない絶妙カラーで個性を出したい人に人気です。ファッション用途ではメイクや服装に合わせて色を変えることも多いので、ワンデーで何種類か揃えておくと便利です。
コスプレ・特別なイベント: ハロウィンやコスプレイベント、撮影など非日常的なシーンでは、思い切ったカラーや大径レンズも検討したいところです。乱視用は選択肢が限られますが、例えばTeAmoの乱視用ワンデー(DIA15.0mm/着色14.6mmのジェリアシリーズ)は「盛れる15mm」として瞳を大きく見せるのに最適です。発色重視なら専門店取り扱いの一年仕様で、ブルーやグリーン、レッドといった高発色カラー・コスプレ向けの乱視カラコンもあります。Bambinaなどでは白目が隠れるような特殊レンズ以外に、一般的な派手カラーは一通り乱視対応が揃っています。どうしても見つからない特殊デザイン(猫目のスリットや真っ白など)の場合は、度なしカラコン+眼鏡併用や、片目だけ乱視を入れてもう片方は度なしで妥協する方法もありますが、視界に支障が出るため推奨はしません。安全面を考えると、やはり目に合った度数でオーダーできるショップを利用するか、そのイベント時だけはメガネで代用する方が無難でしょう。
片目だけ乱視の場合: 片目は乱視だがもう片方は乱視がない(または非常に弱い)という場合、乱視用と通常の度ありカラコンを片目ずつ装用することも可能です。その際、できれば同じシリーズ内で乱視用と非乱視用が揃っているブランドを選ぶと、デザインや発色の差が少なく済みます。例えばフランミーやトパーズなど乱視用と通常版が両方ラインナップされているものなら、左右で違和感なく装用できます。ただし同じカラー名でも微妙に色味や厚みが異なる場合もあるので、気になる方は事前に試して確認すると安心です。
現在市場には数多くの乱視対応カラコンが登場しています。ここでは特に人気の高いブランド・シリーズをいくつかピックアップして特徴を紹介します。
エンジェルアイズ ワンデー トーリックプラス
–
手頃な価格と使いやすさで人気の乱視用ワンデー。ブラウンとブラックの2色展開で、ナチュラルなサークルレンズデザイン。低含水(42.5%)非イオン素材で汚れにくく、UVカット機能付き。乱視度数は-0.75と-1.25に対応(-1.25はブラウンのみ)。初めての乱視カラコンにも◎。
ワンデーアイレ リアルUV トーリック
–
日本初の乱視用ワンデーカラコンとして登場したパイオニア。ブラウンとダークブラウンの2色展開で、瞳に自然に馴染む発色。UVカット搭載。含水率42.5%で潤いも十分、一日中つけても快適との評価があります。
トパーズ トーリック(TOPARDS Toric)
– 指原莉乃さんプロデュースの大人気カラコン「トパーズ」の乱視対応版。豊富なカラーが魅力で、デートトパーズ(ブラウン系)やストロベリークォーツ(ピンク系)など多数展開。含水率55%の高含水レンズで着け心地が良く、ガイドマーク入りで初心者にも扱いやすい。
フランミー トーリック(FLANMY Toric)
– 大屋夏南さんイメージモデルのフランミーシリーズに乱視用が登場。スイーツをイメージした可愛らしいカラー名(きなこロール、キャラメルパイ等)でナチュラル可愛い瞳になれると評判。14.5mm径の程よいデカ目効果。含水率55%、UVカットあり。
モラク トーリック(MOLAK Toric)
– おしゃれ上級者に人気のMOLAKから乱視対応がラインナップ。透明感のあるハーフ系カラーや絶妙ニュアンスカラーが特徴。Aimyonさんプロデュースのドーリッシュブラウンは裸眼風のリアルさ、ダズルグレーは繊細な抜け感と高発色を両立。14.2mm-14.5mm径。
アイコフレ 1day UV M トーリック
– シード社の定番ナチュラルカラコン「アイコフレ」の乱視用。【上品なブラウン系のサークルデザイン】(リッチメイク)があり、瞳の輪郭をさりげなく強調します。含水率38%と低めですが、非イオン性で汚れにくく一日中安定した装用感。国産メーカー製で品質重視の方に。
ネオサイトワンデー シエルUV トーリック
– 透明感ある瞳に定評の「ネオサイト シエル」から、ブラウン・グリーンなど個性的カラーの乱視用ワンデーが登場。特に君のきらめきカラーはブラウン×グレーの絶妙な発色で人気。含水率42.5%、UVカットあり。
LARME シリコーンハイドロゲル トーリック
– 池田エライザさんイメージモデルで話題の高機能乱視ワンデー。業界初のシリコーンハイドロゲル素材採用で、酸素透過率が従来比約15倍と群を抜く。さらにWモイスト成分配合で潤いも◎。カラーは人気のアディクティーベージュなどナチュラル系2色。乱視度数-0.75/-1.25、AXISは180°対応。長時間装用やドライアイ気味の人に特におすすめです。
TeAmo 1DAY TORIC
– カラコン通販大手TeAmo発の乱視用ワンデー。15.0mmの大きめサイズで盛れるデザインが特徴。ジェリアブラウン/ジェリアベージュの太フチ×ナチュラル発色レンズで、デカ目効果抜群なのに「ナチュラルなのに盛れる!」と好評。含水率55%、UVカットあり。価格も10枚¥1,628と乱視用としてはお手頃。
専門店オリジナル(Bambina等) – 乱視カラコン専門店が扱うオリジナルブランドも見逃せません。Bambinaの「アイドルシリーズ」などは高度数やレアカラー対応で根強い人気があります。例えばブラウン系の高発色乱視カラコンや、-12.00までの近視度数&-4.00までの乱視度数対応製品など、スペックの幅広さが魅力です。自分の度数にピッタリ合わせたい方、他では見つからないカラーが欲しい方に最適です
※上記はほんの一例ですが、このように乱視用カラコン市場は年々充実しています。新製品情報にもアンテナを張って、お気に入りの一枚を見つけてください。
Q1. 乱視でもカラーコンタクトは使えますか?
A1.
はい、乱視用カラコンを使えば可能です。以前は乱視の人はおしゃれ用のカラコンをあきらめるしかありませんでしたが、今では乱視対応のカラーコンタクトが多数発売されています。乱視用カラコンなら視界をクリアに保ちながら瞳のオシャレが楽しめます。ただし必ず眼科で自分の乱視度数・軸に合ったレンズを処方してもらいましょう。
Q2. 乱視用カラコンと普通のカラコンの違いは何ですか?
A2.
一番の違いは、乱視の矯正度数(CYL)と軸(AXIS)が入っていることです。そのためレンズの形状も特殊で、回転しづらいデザイン(プリズムバラスト等)になっています。購入時に近視度数だけでなく乱視度数・軸も指定する必要があります。また価格が少し高めで選べるデザインが限られる点も通常のカラコンとの違いです。
Q3. 今メガネで乱視矯正しています。カラコンもメガネと同じ度数を選べばいいですか?
A3.
メガネの度数をそのままコンタクトに当てはめることはできません。メガネとコンタクトでは度数や乱視軸の補正値が異なる場合があるため、眼科でコンタクト用の処方を受ける必要があります。処方箋に基づいたCYL・AXISでカラコンを選ぶようにしましょう。
Q4. 軽度の乱視なら乱視用じゃない度ありカラコンを使ってもいいですか?
A4.
医学的にはおすすめできません。軽度でも乱視があると、通常の度ありカラコンでは矯正されない乱視が残り、見え方が悪かったり目が疲れたりします。特に長時間使用すると負担が大きく、視力悪化を招く可能性も指摘されています。多少乱視度数が低くても、できるだけ乱視用を使うのが安全です。どうしてもという場合は眼科医に相談し、経過を見ながら使用してください。
Q5. 乱視用カラコンはどうしても値段が高いのですか?
A5.
近視用に比べると乱視用は高価になりがちです。製造上、多くの度数パターンを在庫できないため効率が悪く、コスト高になるからです。しかし一年使えるタイプだと年間コストは安くなることもありますし、最近は安価な乱視用ワンデーも登場しています。通販のセール等もうまく利用してみてください。
Q6. ワンデーの乱視用カラーコンタクトはありますか?
A6.
はい、豊富にあります。例えばエンジェルアイズワンデー、トパーズ、アイコフレ、ネオサイトシエルなど、多くのブランドが乱視用ワンデーを展開しています。色やデザインも様々なので、本記事「人気の乱視用カラコン比較」セクションも参考に、自分好みのワンデーを探してみてください。
Q7. 乱視用カラコンにも度なしはありますか?
A7.
厳密には「度なし乱視用」という言い方は矛盾していますが、近視度数が±0.00で乱視補正だけ入ったカラコンのことを指すなら存在します。つまり「近視矯正はいらないけど乱視は補正したい」という場合、PWR0.00・CYL適宜・AXIS適宜という処方になります。製品によって取り扱いが異なるので、度なし相当(±0.00)がラインナップにある乱視用カラコンを選んでください。例えば前述のトパーズトーリックやエンジェルアイズなどは±0.00の設定があります。
Q8. 届いた乱視用カラコンにガイドマークが見当たりません。大丈夫でしょうか?
A8.
製品によります。ガイドマークがない乱視用カラコンもあります。プリズムバラストデザインなどで自動的に正位置に安定するため、あえてマークを付けていないものです。マークがなくても、装用後に何度か瞬きをすれば自然と正しい軸に落ち着くよう設計されていますのでご安心ください。ただし、装用時に向きがずれていると矯正効果が出ないため、視界の様子を見ながら調整してください。
Q9. 乱視用カラーコンタクトが欲しいのに、自分の乱視軸度数の商品が見つかりません。どうすればいい?
A9.
一般市販の乱視用カラコンでは対応軸が限られるケースが多いです。例えば軸が10°や20°といった中途半端な場合、市販品のAXIS180°や90°で代用すると矯正効果が不十分になります。そのような場合は、乱視カラコン専門店で軸を細かく指定して注文できる商品を探すのがおすすめです。BambinaやLENS
LiSTなど乱視対応豊富な通販では5°刻みでオーダーできるものもあります。また、どうしても見つからなければ眼科でハードコンタクトや乱視矯正用の透明レンズ+カラー度なしレンズの重ね付け(パーミットされた範囲で)等の提案を受ける手もありますが、まずは専門店を当たってみると良いでしょう。
乱視用カラーコンタクトを正しく使いこなせば、乱視の人でもおしゃれな瞳を思いきり楽しめます。ぜひ本記事を参考に、自分にピッタリの「乱視カラコン」を見つけてみてくださいね!安全に配慮しつつ、快適なカラコンライフを送りましょう。
